江戸中期　刷毛目　立鶴茶碗　共箱　直径10.5cm 東H5-0718④タコチ
飲み口直径10.5cm高さ7cm強赤土に絵付、透明と乳白の釉薬で仕上げています。めちゃくちゃ薄くて、手びねりなのにロクロより軽いという茶碗です。今できる極限まで削りました。市販の抹茶茶碗と並べてみると気持ち小さめかもしれません。内側は釉薬も非常に薄いのでややザラッとした質感です。外側はマットな白です。無性に水玉模様を描きたくて。しかし平凡な自分の描いた水玉なんぞに需要ないな、と手が止まり。。。草間彌生や福田平八郎の雨みたいなすごいの描けるようになりたくて、どんな水玉なら描いていいのかしばらく悶々と過ごした挙句の疫病模様！？なんで毎度毎度こんなダークひょうきんテイストのもの作っちゃうのか(ノД`）こんなことなら素直に水玉描けばよかった〜、と反省しています。保育園の頃、クラスメイトが水疱瘡に罹って赤い水玉模様になったことがありました。赤くて半透明の水膨れが不思議で、じっくり見ていたら「なに見てるんだよ」とキレられたけど、やっぱ気になってコソッと見てましたw近くでじっくり観ると透き通ってちょっとキレイなのに、離れるとブツブツしててキモいというアンバランスさがたまりません。白に赤の水玉が1番好きなのはあの水疱瘡のせいだと思うんだよなぁ。とはいえマイヨアポワルージュをチョイスした時に「山登れないならやめとけ！」と止めてくれたチャリ屋の店長には感謝していますm(_ _)mしかし水疱瘡の子って最近は見ないですね。息子が3歳くらいの頃に手足口病になったことがありましたが、ほとんどブツブツ出なくてちょっと熱あるね〜で終わりました。が、直近で発疹を見たとしたらそれしかないので、側面には顔、手、足の絵を大袈裟に描いています。こんなブツブツしないんだけどね！内側の赤い水玉が凶悪そうにも…アマビエさんのお腹のようにも…見えるところがチャームポイントです。#妻の作った陶芸

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